6/8(金)~11(月) 豊北町 『遇斯光庵展』に今年も出店致します!!
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大変ご無沙汰いたしております
かなたに園でございます( ´ω`)
毎年この時期は新茶の時期と個人的な用事が重なっておりまして、
なかなかブログの更新も出来ずで大変申し訳ございません!
本日は、今週末に迫りました、
陶器と木器作品の作品展をご案内!
『遇斯光庵展2018(ぐしこうあんてん)』
-土の変容・・・うまれる-
会期:2018年 6月8日(金)~ 11日(月)
OPEN:10:00~18:00
会場:遇斯光庵 下関市豊北町大字滝部5042
※(地図を検索する場合は、『下関市豊北町大字滝部5038』でご検索を!
庵の住所の5042では表示されないと思いますので)
問合せ:黄孫窯(こうそんがま) TEL 083-774-2468 もしくは、
森野清和 TEL 090-7977-2481まで
このイベントは2016年より開催しておりまして、
内容は「陶芸作品&木器作品の展示販売会」なのですが
ただの陶器市・陶芸展とは違いまして、
出展される各作家さんの新作のお品は
このイベントが行われる『豊北町』で作家さん自ら採取した
「豊北町産の土」
を使用して作品が作られております。
なぜそんなことをするのかと申しますと、、、、、
一つに、豊北町には江戸時代から大正時代にかけて14もの窯場があり、
とても窯業の盛んな地域であったということ、
そのような事実を伝えていかないと忘れ去られてしまうかもしれない
郷土の偉大な歴史を知っていただきたいということ。
※それらの窯で現存する窯はありません、窯跡がわかる所がわずかにあるくらい
二つに、そこまで広い地域でないのに密集して窯場があるというのは
それだけ器に適した粘土が取れていたということ、
主催者の黄孫窯の森野清和先生は30年以上前から
多種多様な土が出る豊北町に惚れこみ、
豊北町の土を自ら採取し、精製し、自分の作品に使ってきました。
そんな多種多様な土が出るということは全国的にみても珍しく、
同じ豊北町産でも、作品の表情が全く異なるという「面白さ」を
感じていただこうと、一昨年より始めて参りました。
※豊北町にかつてあった窯で作られた器で現存するものは少なく、
「向坊窯(むかいぼうがま)」でつくられたと言われる
いまや幻の「向坊焼き」の器がこちら↓
また、会場である古民家「遇斯光庵(ごしこうあん)」は元下関市美術館副館長の
木本大空(たいくう) [本名 木本信昭]さんの生家で、
木本さんも陶器作品を出品されます!
江戸時代に建てられた家屋を改修し、
現在はご自分の陶芸作品を作る作業場としてや、
地域交流の場としても活用されています。
実は、上の向坊窯の陶器は木本さんのご先祖が経営に関わっておられたそうで、
そういう意味でも、この会場で陶芸展を催すことは意味深いことなのだと思われます。
今回は萩市、長門市、豊北町、内日、豊浦町、蓋井島から計12人の作家が参戦致します!
今年もざっとお名前(窯名)だけ紹介致しますと、
萩市-守田唐七(不易庵) 植草達郎(草胆庵達郎窯)
小久保凌雲(凌雲窯) 止原夏樹(土和窯)(NEW)
長門市-作花靖之(俵山無名塾)
豊北町-宮田佳典(一佳窯)
内日-中島大輔(中島陶房)
豊浦町-アッヅォリ・エリック(テール・エ・フー)
森野清和 森野悦子(黄孫窯) 辻翔平(ムクロジ木器)
蓋井島-藤永美乃里(ヒミツキチ)
全国的にも高名な作家先生から新進気鋭の若手作家の方まで、
萩焼をバックボーンとしてそれぞれの方が持っておられますが、
伝統を踏まえつつ革新的な作品作りをされているかたも多く、
多種多様、個性ある作品が皆様をお待ちしています。
作家さんと作品について気軽にお話しできるのも
この展示会の魅力!
今年も勿論ですが、
でっかくて力持ち!
繊細な技術に、現代的センス溢れる木器作品を生み出している
「ムクロジ木器」の
(工房は宇賀本郷)
辻翔平さんも参戦しておりますし、
一年中夏女!見る者持つ者全てに元気を与える
蓋井島の島娘、ミネラル陶芸家こと!
工房「ヒミツキチ」の
藤永美乃里さん!
も参加致します!
そして、かなたに園は遠路はるばるご来場の皆様に
美味しいお茶にておもてなしさせていただくのと
少しですが茶葉の販売もさせていただこうと思っております( ´ω`)
遇斯光庵展2018のFacebookページもございます!
それはこちら↓
遇斯光庵展Facebook Page
下関市内中心部からですと軽く1時間はかかりますが、
とても自然豊かで、のどかないいところです、
是非ドライブがてら豊北町まで遊びにいらして下さい!
お堅いイベントではございませんので、
お気軽にお立ち寄り下さい。
それでは、また( ´ω`) ノ
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