色々なことを徒然なるままに…

5月, 2024 のアーカイブ

6/7(金)~9(日)『遇斯光庵展 2024』 焼き物と木器と額縁の作品展(下関市豊北町)の ご案内

 

 

 

 

新茶の季節も一段落し、暑い夏の予感をひしひしと感じ始めている今日この頃、

皆様はいかがお過ごしでしょうか?

こんにちは、かなたに園です( ´ω`)

 

このところ昼の気温が連日25℃位まで上昇し、日中は半袖でも過ごせる日が

多くなって参りました。ただそうなると梅雨ももうすぐそこ(;´ω`)

早い、、もうそんな季節か、としみじみと感じてしまいますが、

そんな⤵な気持ちを吹き飛ばすパワーあふれるイベントが今年ももう間近となって

参りましたのでお知らせ致します! 

 

 

陶芸・木器・額縁の作品展

『遇斯光庵展 2024(ぐしこうあんてん)』

-木・土の彩-

 

会期:2024年 6月7日(金)~9日(日)

OPEN:10:00~17:00(最終日は16時まで)

会場:遇斯光庵 下関市豊北町大字滝部5042

 

※(カーナビで地図を検索する場合は、

『下関市豊北町大字滝部5038』でご検索を!

会場の住所の5042では表示されないと思いますので)

 

Google マップでは「遇斯光庵」でご検索を。

 

問合せ:黄孫窯(こうそんがま) TEL 083-774-2468 もしくは、

森野清和 TEL 090-7977-2481まで

 

 

 

 

 

このイベントは2016年より開催しておりまして、

4年前の2020年はコロナで非常事態宣言が出ており、中止となりましたので

今回で通算8回目の開催となります。

 

《前回2023年の様子はコチラから》

  

内容は「陶芸&木器&額縁作品の展示販売会」なのですが

ただの陶器市・陶芸展とは違いまして、

出展される各作家さんの新作のお品は

このイベントが行われる『下関市豊北町』で採取した

「豊北町産の土・木」

を使用して作品が作られております。

 

なぜそのようなことをしているのかと申しますと、、、、、

第一に豊北町には江戸時代から大正時代にかけて14もの窯場があり、

とても窯業の盛んな土地であったということ」、

 

また「その事実を伝えていかないと忘れ去られてしまうかもしれない

郷土の素晴らしい歴史を知っていただきたい」ということ。

 

※それらの窯で現存する窯はありません、窯跡がわかる所がわずかにあるくらい

 

 

↑これが豊北町にかつて存在した窯場の地図です。遇斯光庵はだいたい14.向坊窯のあたりとなります。
©土井ケ浜人類学ミュージアム 様資料より抜粋 

 

 

第二に、「そこまで広い地域でないのに密集して窯場があるというのは

それだけ器に適した粘土、磁器土が取れていたということ」、

 

主催者の黄孫窯の森野清和さんは30年以上前から

多種多様な土が出る豊北町に惚れこみ、

豊北町の土を自ら採取し、精製し、ご自分の作品に使われてきました。

  

 

そんな多種多様な土が出るということは全国的にみても珍しく、

同じ豊北町産の土でも、表情が全く異なるという「面白さ」を

感じていただこうと、2016年より始めて参りました。

 

※豊北町にかつてあった窯で作られた器で現存するものは少なく、

向坊窯(むかいぼうがま)」でつくられたと言われる

いまや幻の「向坊焼き」の器がこちら↓

 

また、会場である古民家「遇斯光庵(ぐしこうあん)」元下関市美術館副館長

木本大空(たいくう) [本名 木本信昭]さんの生家で、

 

 

 

江戸時代に建てられた家屋を改修し、

現在はご自分の陶芸作品を作る作業場としてや、

地域交流の場としても活用されています。

 

 

実は、上の向坊窯の陶器は木本さんのご先祖が経営に関わっておられたそうで、

そういう意味でも、この会場で陶芸展を催すことは意味深いことなのだと思われます。

 

 

今回は県内 山口市、萩市、長門市、宇部市、豊北町、豊浦町、下関市から11名の作家が参加、

さらに福島県会津若松市より1名、奈良県奈良市から1人の計13名の作家さんの作品が並びます。

 

今年もざっとお名前(窯名)だけ紹介致しますと、

萩市-牧野将典(牧野窯)

長門市-作花靖之(俵山無名塾)

山口市-木本大空 

宇部市-今泉龍介(カミナリ窯)

豊北町-宮田佳典(一佳窯)

豊浦町-アッヅォリ・エリック(テール・エ・フー)

    森野清和(黄孫窯) 辻翔平(ムクロジ木器) 

    池田一輝(ハローグッバイフレームス)

内日ー中島大輔(中島陶房)

下関市-藤永美乃里(元・蓋井島ヒミツキチ)

 

〈特別出展〉

福島県会津若松市-鈴木幹雄 鈴木孫枝(会津無一窯)

 

奈良県奈良市-近藤亮介(芽子生(ハギュウ)窯)

 

今年も重鎮から若手作家の方まで、

本当に多種多様、

こだわりの作品が皆様をお待ちしております。

 

 

 

  

 

かなたに園は今年も遇斯光庵展のみで販売する限定茶

ご用意して皆様のお越しをお待ちしております( ´ω`)

 

 

 

会場の遇斯光庵は下関市内中心部からですと軽く1時間はかかりますが、

山に囲まれ自然豊かで、とてものどかで素敵ないいところです。

※携帯電話の電波はかぎりなく悪いですのでご注意を(;´ω`)

 

 

そして庵の目の前に広がる畑には多くの菖蒲が植えられております。

今年の開花も少し早いかもしれませんが、

毎年イベント期間には十分に楽しんでいただけておりますので、

大丈夫だとおもわれます!

 

  

梅雨の走りの時期とはなりますが、毎年天気はどうにかもっています。

是非自然を満喫がてら豊北町まで遊びにいらして下さい。

堅苦しい展示会ではございませんので、

お気軽にお立ち寄り下さい。

 

 

今年の遇斯光庵展の注目の目玉として2点!

一つは、

2019年以来にあの元気一杯ミネラル陶芸家こと藤永美乃里さんが復活!

 

 

独特な感性で作られる可愛い作品に女性ファンが多く、

ファン待望の復活参戦となりそうです!

 

 

そして二つ目に、

豊浦町で木製の額縁作りをしており、初の豊浦町の町おこし協力隊となった、

ハローグッバイフレームスの池田一輝さんの参戦!

 

 

とても珍しい額縁職人の池田さんの木肌美しい作品も是非手に取ってみられて下さい!

 

 

また、期間中には食事&喫茶のテイクアウト出店もあり、

初日7日(金)ー天ヶ瀬コーヒーさん(コーヒーテイクアウト)、

     ー花四葉喫茶店さん(特別ご飯メニュー&ドリンク&お菓子)が出店。

2日目8日(土)ーMamenaさん(ジェラートテイクアウト)

      ー花四葉喫茶店さん(特別ご飯メニュー&ドリンク&お菓子)が出店。

最終日9日(日)は花四葉喫茶店さん(特別ご飯メニュー&ドリンク&お菓子)が出店予定です!

 

 

こちらもどうぞお楽しみに!

 

それでは、また( ´ω`) ノ